映画【バッドボーイズ フォー・ライフ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 主人公や自分に関係する人たちが殺されて、犯人と戦うバッドボーイズの話。

●感想

 ド派手なカーチェイスや銃撃戦のアクションシーンが中盤とクライマックスに用意されていて、さすがのハリウッド大作の画面の迫力が素晴らしかったです。特にクライマックスのチームで銃撃戦をする戦いとかフレッシュに感じるクライマックスで盛り上がりました。中盤のサイドカーに主人公たちが乗ってカーチェイスをするのとか楽しかったです。敵のバズーカを食らって大爆発する普通の民間の車がかわいそうでした。

 前2作とは違って、コミカルさも含めつつダークな方向に舵を切っているためか、120分の長さが冗長に感じる3作目でした。

 開始20分のプロットポイントで主人公のピンチになってみんなが落ち込んだあと、再びコミカルなシーンが続いたと思ったら、映画の中盤のミッドポイント再び同じような展開になって1本の映画で2回も同じことを繰り返すのはちょっと退屈でした。しかもそこからやっと捜査をする流れになるので、それまでは引退するうんぬんとか孫が生まれたうんぬんとかとあまり事件とは関係のないところやカタキ役サイドのストーリーが続くので冗長に感じる要因だと思いました。

 中盤以降、事件の捜査に乗り出したあたりからも主人公のやりとりでコミカルな部分を膨らませるバディ映画の基本が行われますが、それも正直長く感じてしまって、次行かないかなと思ってしまう2人のやりとりすら無駄に感じてしまって全2作で好きだったら主人公コンビが苦手に思ってしまうという3作目でした。メキシコに向かう飛行機の中でのやりとりとかまるごといらないと個人的に思いました。それに主人公がカタキ役親子の正体を語るのも延々と長台詞で全部説明するのとかも退屈でした。

 全体的に落ち着いてしまって、個人的には残念な3作目でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2020/02/02  シネマサンシャイン平和島 2020/08/23 Blu-ray

監督アディル・エル・アルビ 
ビラル・ファラー 
製作ジェリー・ブラッカイマー 
出演ウィル・スミス 
マーティン・ローレンス 
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