映画【オートマタ】感想(ネタバレ)

automata
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●こんなお話

 ロボットが当たり前にいる未来でロボット会社に勤める主人公がロボットの反乱の疑いを捜査する話。

●感想

 環境破壊されて人類が減少してしまった終末世界の映像がなかなかかっこよくて、主人公は仕事を異動したくて臨月の奥さんと良い環境のところへ引っ越したいと思っている。主人公の家から窓の外でライトで女の人が踊っていたりして、あれは一体何の意味があるんだという。そりゃ引っ越したいよな、と思える住宅事情でした。

 ロボットが自分で修理しているという絶対やらないはずの行動をとっていて、主人公はそれを調査していく。SFではよくある設定ですが、登場人物は少なくむしろロボットの登場人物のほうが多くて、無機質なデザインだけど個性を感じるロボットたちで愛着がわいてよかったです。

 序盤は刑事もののように証拠を1つ1つ追いかけてくというものですが、中盤から砂漠に舞台をうつすと途端に砂漠で死にそうになって生き抜くというサバイバルものになって戸惑いました。それに会社側の人間が殺し屋を雇って主人公を殺そうとする理由が見ていてよくわからず、なぜ主人公があんな目に遭っているのかもわからなかったです。

 とはいえ、ロボットの反乱を派手に見せるのではなく静かに見せていく独特のタッチで楽しめる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/11/16 DVD

監督ガベ・イバニェス 
脚本ガベ・イバニェス 
出演アントニオ・バンデラス 
ビアギッテ・ヨート・スレンセン 
ディラン・マクダーモット 
メラニー・グリフィス 
ロバート・フォスター 

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