映画【明日への遺言】感想(ネタバレ)

Ashita e no yuigon
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●こんなお話

 無差別爆撃を実行した米兵を略式裁判で処刑した罪で、B級戦犯として裁かれた東海軍司令官の岡田資中将の法廷での戦いの話。

●感想

 名古屋を無差別爆撃したB29の搭乗員が捕虜となり斬首刑にしたことによって戦犯となった岡田資をはじめとする19人の裁判ですが。アメリカが行った無差別爆撃の悲惨さを知ることができました。逃げられないように爆撃して炎に焼かれていく苦しみ。

 岡田中将が人格者としても描かれていて、裁判で悠然と理論的に反論し家族思い部下思いの人物として映し出されていて理想の人物でカッコいいです。

 ただ、永遠と裁判で長いこと喋り続ける演出はちょっと退屈でした。もう少し工夫して撮ってほしかったです。証言証言の繰り返しでは飽きてしまいます。

 とはいえ、岡田資という人物がいたことを知ることができる映画で見るべき映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2008/11/24 DVD

監督小泉堯史 
脚本小泉堯史 
ロジャー・パルバース 
原作大岡昇平 
出演藤田まこと 
ロバート・レッサー 
フレッド・マックィーン 
リチャード・ニール 
西村雅彦 
蒼井優 
田中好子 
竹野内豊 
富司純子 
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