●こんなお話
地球に小惑星がぶつかるってんで掘削のプロたちが小惑星に核爆弾を埋めて爆発させようとする話。
●感想
冒頭でいきなり宇宙のスペースシャトルに隕石群が襲来してそのままニューヨークに落ちてきてのパニック描写。マイケル・ベイ監督作品らしい爆破爆破で車がひっくり返りながら爆発するのを堪能できるツカミでした。そこから世界中の頭脳が集まるNASAが核爆弾を小惑星に設置しようとなり、掘削のプロに協力を依頼するけど。掘削は「アートでありサイエンス」という言葉のもとに自らチームを率いて小惑星に乗り込むことに。
主人公が娘に恋人ができて悩みつつ、仲間たちとともに宇宙飛行士の訓練がある。ここらへんはコミカルに描かれてあっという間に宇宙飛行士の訓練を描いていく勢いが楽しかったです。NASA協力の映像とかも楽しむことができました。
2時間30分という長い上映時間の半分くらいでスペースシャトルで宇宙へ行って、そこからは高速に話が進んで行って、あっという間に宇宙へ行ってあっという間に月へ行って小惑星に着陸するのも一苦労。何とか着陸するけど、予定地点よりズレた場所に着陸して未知の物体に苦戦してなかなか掘り進めない。もう間に合わないから核爆弾を爆発させちゃおうと偉い人たちが決めたり。
無線が途絶えるから今のうちに核爆弾を爆発させちゃおうという感じだったと思いますが、その後も普通に無線が通じていて永遠の別れができちゃったりしています。
肝心の掘削がどれくらい難しくてどれくらい進んでとかいうのがわからないため、掘削の苦労とか掘削のカタルシスがあまりないのが残念でした。そのためいま何をしていてどういう状況なのかというのがわからず、主人公たちのプロフェッショナルぷりがイマイチ伝わりずらかったです。宇宙で長い棒みたいなのを持っていたりスパナで何かをまわしていたりということしかしていなかったです。
とはいえ、派手派手なハリウッドのエンタメ大作として見せ場がいっぱいの映画で楽しかったです。
ロシア人宇宙飛行士が掘削の車の推進力のエンジンを捨て身で直したり、スペースシャトルが脱出できないとなったときに「アメリカもロシアも台湾製だ」とぶん殴ってエンジンを修復させたりと何気にMVPの働きにニコニコしてしまう映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2010/10/01 Blu-ray 2021/11/05 Disney+
監督 | マイケル・ベイ |
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脚本 | ジョナサン・ヘンスレー |
J・J・エイブラムス |
出演 | ブルース・ウィリス |
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ビリー・ボブ・ソーントン | |
リヴ・タイラー | |
ベン・アフレック | |
ウィル・パットン | |
スティーヴ・ブシェーミ | |
ピーター・ストーメア | |
オーウェン・ウィルソン | |
キース・デイヴィッド | |
クリス・エリス | |
ジェイソン・イザック |