映画【五日市物語】感想(ネタバレ)

akiruno
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●こんなお話

 あきる野市の歴史を調べる話。

●感想

 五日市のことを知ることができる最高の映画に仕上がっていると思います。その歴史から食べ物、地理的なことから伝統工芸まで。主人公がいろんな人に取材する形で一緒になって五日市の勉強ができる内容となってました。
 カッチリカッチリと撮られた映像は少し面白味に欠けて、本当授業を受けているのかな? と勘違いしてしまいそうになりました。主人公を案内する職員との掛け合いなんて恥ずかしかったです。

 物語的にも主人公はあまり関係なくて、五日市に昔から住んでいるおばあちゃんが子どものときを語って自分の親やおじいちゃんとかの回想で何があったのか? というのを見せて行くものなので主人公が全部受身になってしまって面白味に欠けました。だったら、おばあちゃん主人公にしちゃえばいいのにと思ってしまいました。
 それに主人公の上司が遊びに来て、たまたま愛用している時計を出したところ「それ見せて? この時計は!」とまさかの繋がりがあったりするところも笑ってしまいました。どんだけ偶然の繋がりがあるんだと思ってしまいます。

 とはいえ、歴史を知る勉強にはなる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/07/23 DVD

監督小林仁 
脚本小林仁 
出演遠藤久美子 
山崎佳之 
井上純一 
田中健 
尾美としのり 
布施博 
夏樹陽子 
大沢さやか 
尾崎右宗 
草村礼子 
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