映画【エルム街の悪夢(2010)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 何やら子ども時代に何かあった若者たちが殺人鬼に夢の世界で襲われる話。

●感想

 シリーズ後半はコメディ色が強くなった内容を完全にシリアス作品として現代的にアップデートされていて良いリメイクだと思いました。大きな音でびっくりさせつつ人間の身体を切り裂いていくアメリカの王道のホラー映画となっていました。

 ただ話の構成は主人公たちがコロコロ変わって、襲われる若者が次々に代わっていって襲われるという繰り返しで、ちょっと飽きていってしまいました。後半になると過去になにがあったのかという動機とかが判明しますが、それも物語の面白さにつながっているわけでもなかったです。

 それにゴア描写残酷描写はそれほどのものでもなく、そういった描写をせっかくの人気キャラクターが暴れまわってくれるかと思いきやそうでもないのが残念でした。それに親たちがしたことを子供達に仕返しにくる殺人鬼というのも、新鮮さフレッシュさは特に感じられずに面白さがなかったです。

 フレディの見た目もかっこよさとか特になく、普通に気持ち悪い造形で個人的にはフレディにかっこよさとかフレディが暴れる楽しさみたいなものも少なかったです。

 とはいえ、ダークなホラー映画としてのジャンルものの面白さはある映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/08/04 NETFLIX

監督サミュエル・ベイヤー 
脚本ウェズリー・ストリック 
エリック・ハイセラー 
出演ジャッキー・アール・ヘイリー 
ルーニー・マーラ 
カイル・ガルナー 
ケイティ・キャシディ 
トーマス・デッカー 
ケラン・ラッツ 
クランシー・ブラウン 
コニー・ブリットン 
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