映画【墨攻】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 中国の戦国時代に弱小国が大国に攻められて、そこに助っ人が来て平和とは戦うとはを悩む話。

●感想

 手勢がわずかでの籠城戦という設定が面白くて、そこで主人公がやってきていろんな策を使って攻めてくる大軍をやっつける。というエンタメとしての面白さは中盤の戦いが1回あるだけで、後半は内ゲバが始まってそこで主人公たちが悩むという流れ。この後半の流れが個人的には退屈でしかも紋切型のいかにも無能で悪い城主にその腹心が主人公の足を引っ張って…。というのも面白くもなく、名将として出てくるカタキ役のアン・ソンギさんはカッコいいけど、主人公との対立としての流れもそこまで盛り上がることがなかったです。

 主人公たち側での足の引っ張り合いがおこったりするというのに面白みを感じることができなかったです。そもそも主人公が墨家という人らしいけど、彼がなぜ1人で助っ人にやってくるのか? とかそもそもの設定がわからなかったです。戦争のプロなのかなと思ってたら、途中で人が死んでいくのを見て悩んじゃったりするので、一体何がしたいんだろう。近衛兵が女性がヒロインである彼女との悲恋ものとしてもちょっと消化不良でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/12/26 Hulu

監督ジェイコブ・C・L・チャン 
脚本ジェイコブ・C・L・チャン 
原作森秀樹 
出演アンディ・ラウ 
アン・ソンギ 
ワン・チーウェン 
ファン・ビンビン 
ニッキー・ウー 
チェ・シウォン 
ウー・マ 
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