映画【エンダーのゲーム】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 人類と異星人みたいな戦いが続いている未来で、周りの大人たちが天才だと見抜いている少年を軍人として育てていく話。

●感想

 映像の迫力が素晴らしくて、冒頭から過去の戦闘のドッグファイトから一気にツカミが抜群のアクションシーンでした。物凄い数の戦闘機が入り乱れてました。
 クライマックスの艦隊決戦もとんでもないことになっていてそれを見られただけでもスクリーンで見られて満足感いっぱいの映画でした。

 主人公の少年が最初から周りの大人たちから天才だと見抜かれていて、ガッツリえこひいきされて訓練が始まります。そりゃ、いじめの対象になるわな、と思いながら見てました。
 そして案の定、最初は一人ぼっちで、アメリカ人のいじめの怖さを見せてくれます。けれども主人公、口が立つ男で、しかも空気を読めないので上官とかにも正論をぶちまけて怒られたりするのが可愛かったです。
 ほいで訓練をともにするうちに仲間ができ始める。ただ、この訓練結構長いこと描かれて主人公のリーダーとして成長させるシーンですが。これがクライマックスの艦隊決戦と何がリンクしているのかよくわからないのが痛いです。それにクライマックスも一体誰が何をしているのかわからないのがイマイチ乗り切れない要因だと思いました。 
 せっかく兵卒ではなく司令官としての戦闘というあまり見た事のない設定だっただけに残念でした。

 ずーっと訓練所の映像で視覚として動きがなくちょっと長く感じました。と思えば、ある事故がきっかけで主人公は一体敗北してしまいますが、お姉さんと話したと思ったらすぐ次のシーンでまた戻っているという。破れる→説得→戻る。という3つのシーンで簡単に戻っちゃうという。どんだけシスターコンプレックスなんだ主人公。

 少年の成長もの。ジュブナイルものとしてしっかりできている映画で楽しめる映画で面白かったです。続編も楽しみになりました。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/01/25  TOHOシネマズ南大沢

監督ギャヴィン・フッド 
脚本ギャヴィン・フッド 
原作オースン・スコット・カード
出演エイサ・バターフィールド 
ハリソン・フォード 
ベン・キングズレー 
ヴィオラ・デイヴィス 
ヘイリー・スタインフェルド 
アビゲイル・ブレスリン 
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