●こんなお話
落ちこぼれたかつてのボクシングチャンピオンと総合格闘技を目指す若者がお互いの環境を打破しようと頑張る話。
●感想
綺麗な映像の中を迫力ある格闘技のシーンが凄くて、さすがの香港映画でした。話の展開も落ちこぼれた人が再び這いあがろうとするのはエンタメとして王道の面白さでした。
 けど、主人公がかつて八百長してボクシングを追放された中年と父親との関係を修復しようとする若者のどっちに感情移入させようとするのかわからなくてイマイチ入り込めなかったです。
 若者の父親のことが描かれていくオープニングで、そこから中年のほうの借金問題や少女やその母親との交流が描かれていきます。この母親が障害を持っていてとかのくだりとかもはたして必要だったのかよくわからなかったです。少女の親権問題とかも描かれていくのとか少し退屈でした。
 主人公が出会って総合格闘技を目指すというのが本編だと思いますが、その格闘技の訓練とかも熱くていいのに、ほかのエピソードでそれが薄まってしまう印象でした。
戦って、みんな仲良くして終わり。というのもなんだかなぁと思ってしまいますが、サウンド・オブ・サイレンスは名曲だなと改めて思える映画でよかったです。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/07/28 Blu-ray
リンク
| 監督 | ダンテ・ラム | 
|---|---|
| 脚本 | ダンテ・ラム | 
| ジャック・ン | |
| フォン・チーフォン | 
| 出演 | ニック・チョン | 
|---|---|
| エディ・ポン | |
| メイ・ティン | |
| クリスタル・リー | |
| アンディ・オン | |
| ジャック・カオ | |
| フィリップ・キョン | 

  
  
  
  
