映画【クローズEXPLODE】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　ヤンキーとヤクザしかいないどっかの惑星みたいな世界で「スズランのテッペンとってやるよ!」と何故かみんなで鈴蘭高校のテッペンを目指す話。

●感想

　荒れに荒れまくっている鈴蘭高校に転校してくる主人公。そこには鈴蘭高校をまとめる猛者たちがゴロゴロしていて、ナンバー1、ナンバー2、ナンバー3などいろんなキャラクターがいて面白いです。みんなタバコ吸って屋上とかでボーっとしてます。それか喧嘩してます。
　主人公はなぜか「喧嘩したくない」と鈴蘭高校では非常識な事を言ってますが、当然絡まれる。「喧嘩したくない」って言ってる割にはパンチ一発でバチコーン!　人間ぶっ飛ぶという人間凶器。

　基本、喧嘩のアクションシーンで見せていく映画ですが。その合間に主人公の親との関係だったり、前作で出てきたキャラクターのその後だったりが描かれていきます。
　荒れた高校に主人公がやってきて無茶苦茶な高校でしだいに勢力を伸ばしていく。という西部劇みたいな展開に漫画みたいなキャラクターたちが暴れまわるのは面白いです

　が、前作とやってることがあんまり変わらず新章としての目新しさはあまりなく同じことの繰り返しのように思えました。
　それにアクションシーンもただ殴る蹴るの繰り返しで相当工夫しないと退屈を感じてしまいますが。この映画も「オラー!」と叫びながら殴りあうだけにしか見えずだんだんと退屈に感じてしまう映画でした。

　とはいえ草食男子なイケメンさんたちが喧嘩に強いように見えるシリーズとして成功している面白い作品だったと思いました。

☆☆

鑑賞日: 2014/03/11　試写会