映画【ドラゴン危機一発´97】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 記憶喪失の男が悪人たちから狙われていて記憶を取り戻しつつ愛する人を守るために戦う話。

●感想

 主演のドニー・イエンの動きのスピードが速すぎてとんでもないことになっていました。ザッ! ザッ! という衣擦れの音が延々と続くので頭がぼーっとしてしまいました。

 話のほうは現代パートがあって、そこから回想で田舎の村に記憶喪失の男がやってきて本題がスタートしますが。現代パートのシークエンスいるのかな? とテンポがいまいちよくなかったです。あとは村人たちはホンコンコメディでくるんであって、そのドタバタが笑えればよいのですが、個人的には笑えなくてきつかったです。

 記憶喪失の男がヒロインと出会っていっていきますが、ドニー・イエンが雨に打たれて腹筋全開にしたりとドニー・イエンのPVかな? と思ってしまうような90分で面白かったです。

 ただ延々と安っぽい音楽がひたすらのアクションシーンとあわさって何が起こってるのか思考停止してしまいそうになりました。

 もう少し悪役たちの個性があって、1人また1人と刺客として襲って来れば漫画的で面白そうですが。一気に集団で襲ってきてワーワー! 戦って。の繰り返しなので退屈に感じてしまう部分もある映画でした。

☆☆☆

2015/10/19 DVD

監督ドニー・イェン 
脚本カプ・チン 
ドニー・イェン 
ビル・ルイ 
出演ドニー・イェン 
カーマン・リー 
ウォン・ジーワー 
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