映画【ブラック・スネーク・モーン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 アメリカの南部でボコボコに殴られて意識失ってた女の子を監禁して、希望と再生の話。

●感想

 最初はエロい設定で猟奇ものなのかと見ていると途中からブルースの音楽ものになって、最後の最後は青春ものになるという何とも摩訶不思議な映画でした。そしてどれもがカッコいい映像と音楽映画としてもハイクオリティでかっこよかったです。オープニングクレジットの出方から一気にツカミはバッチリでした。

 ヒロイン役のクリスティーナ・リッチさんの役作りも熱演で素晴らしかったです。くたびれたサミュエル・L・ジャクソンさんもベストサミュエル・L・ジャクソンなんではなかろうかというくらいのハマり役でした。ダメダメなジャスティン・ティンバーレイクもこれまたハマっていてよかったです。

 女性を監禁させちゃうサイコパスなのに歌い手としてめちゃくちゃかっこよくて、酒場で歌うシーンとかはみんなが駆けつけてくれるという魅力的な人物なのが不思議です。

 希望と再生の物語でハッピーエンドみたいに終わるけれど、前途多難で苦しい未来が待ち受けているけれどそれでも2人なら大丈夫と思える映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2015/11/30 Hulu

監督クレイグ・ブリュワー 
脚本クレイグ・ブリュワー 
出演サミュエル・L・ジャクソン 
クリスティーナ・リッチ 
ジャスティン・ティンバーレイク 
S・エパサ・マーカーソン 
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