映画【ジャージー・ボーイズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 アメリカのポップスグル―プのフォーシーズンズと名曲の誕生秘話のドラマな話。

●感想

 イーストウッド監督作品らしいセピア色の映像の中に不良少年たちが出会い音楽で成功していくストーリーが心地よくて、主人公たちが出会い歌を歌って認められて最初は小さいステージだったのが最後は大きなステージになって認められていくという展開は王道で気持ちよかったです。退屈な街を出るには戦争に行く、マフィアになる、有名になる。このうちの2つのことをやった主人公たち。
 それにコメディ描写もいっぱいあって、どれもが笑えるもので面白かったです。
 音楽映画としてもテンションあがるもので、この人たちの知らなくても楽しめるし、しっていたらもっと楽しめると思いました。

 主人公は歌の天才で作曲の天才もいて、その中でリーダーとしてみんなを集めたメンバーは借金をしたりして迷惑ばかりかけてる。そんな3人の影に隠れている地味なメンバーもいて、しだいに分解していくグループ。
 娘さんのくだりがあり、「君の瞳に恋してる」を作る。明るい歌が何とも哀しく聞こえてしまう。けれど時は流れて、全部許す。その人生を達観した感じがステキでした。俳優のジョー・ペシと知り合いで彼についてた、とかは笑えました。

 エンドロールでみんなで楽しく踊る。いろいろあったけど、全部許しちゃう。人生の晩年はこんな風にかくありたいと思えた映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2014/10/04  立川 CINEMA CITY/TWO

監督クリント・イーストウッド 
脚本マーシャル・ブリックマン 
リック・エリス 
出演ジョン・ロイド・ヤング 
エリック・バーゲン 
マイケル・ロメンダ 
ビンセント・ピアッツァ 
クリストファー・ウォーケン 

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