映画【荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 自分に自信がない羊飼いが彼女にフラれて、その子に恋人ができたので、その人と果し合いをするために凄腕のガンマンのヒロインにガンを教えてもらいながら成長していく話。

●感想

 小学生が考えたのかな? という下ネタギャグの連発で、それがハマれば笑える映画だと思いますが。ハマらなければ拷問になること間違いないジャンルだと思いました。個人的には下ネタは笑えなかったけど、名もなき脇役たちに唐突に訪れる死が面白くて人間の死で不謹慎に笑ってしまいました。
 小ネタのギャグを連発してそこで笑う映画で、話は新鮮味はほとんどなくて、カタキ役のヒゲのお金持ちとの戦いまではギャグ方向の流れで面白かったですが。リーアム・ニーソンがボスとして出てきますが、ボスとの戦いは普通のアクションものになってしまって退屈でした。ラスト30分くらいはずっとその流れなので特にエモーションが動かされることはなかったのが残念でした。主人公の成長もよくわからず、いきなり頭がいいキャラクターになってしまったりするのもコメディ映画とはいえ理由が特にないのが痛かったです。

 おバカなギャグやノリが満載で楽しいとは思いますが、けどいかんせん下ネタが過ぎて苦笑いな映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/10/10 TOHOシネマズ府中

監督セス・マクファーレン 
脚本アレック・サルキン 
セス・マクファーレン 
ウェズリー・ワイルド 
出演セス・マクファーレン 
シャーリーズ・セロン 
アマンダ・セイフライド 
ジョヴァンニ・リビシ 
リーアム・ニーソン 

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