●こんなお話
自殺したアイドルの追悼会を行うファンたちが、そのアイドルが自殺ではないのではないかと疑い始めて、参加者の素性とともに真相が明らかになっていく話。
●感想
ハイテンションな役者さんのお芝居が見もので、それぞれの立場が目まぐるしく変わっていくのを楽しむ映画でした。飽きない映画ではありますが、それが見ていて疲れる部分でもありました。密室で繰り広げられる展開という舞台のような設定だけで最後まで引っ張っていくのはさすがの面白さだと思いました。
ファンクラブの集いのはずが実は身内だらけで、自分が1番のファンだと思っていた主催者が全然関係のない位置にいて落ち込んでいて、けど実はその人がアイドルの行動に1番の影響を与えていたというのも設定が変わっていく変換の面白さがあって楽しめました。
ただ、密室劇として見せ方がそこまで面白くなくて、ただ役者さんたちがハイテンションでセリフを喋っているだけ。にしか見えなくて、これなら舞台でもいいのではないか? とかも思ってしまいました。映画でやる意味は、合間の回想くらいですが、それも映画としての見せ方としては面白くはなかったです。それに最初からずっと隠れていたアイドルの顔が最後に普通に出てきちゃったりするのも、どうなんだろう? と思ってしまうエンディングでした。
とはいえ、最初から最後まで真相が気になる映画で楽しめました。
☆☆☆
鑑賞日: 2008/09/26 DVD 2016/02/26 DVD
リンク
監督 | 佐藤祐市 |
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脚本 | 古沢良太 |
原作 | 古沢良太 |
出演 | 小栗旬 |
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ユースケ・サンタマリア | |
小出恵介 | |
塚地武雅 | |
末永優衣 | |
米本来輝 | |
平野勝美 | |
如月ミキ(酒井香奈子) | |
宍戸錠 | |
香川照之 |
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