映画【インターステラー】感想(ネタバレ)

interstellar
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●こんなお話

 滅びゆく地球を救うためにどこかの星に人類が移住できるのか人類を育てられるのか探す人たちの話。

●感想

 2時間50分という長さに圧巻の映像と音楽で雰囲気で引っ張って、壮大な宇宙体験の中で親子関係が描かれて、最終的に「愛」に帰結していくのが感動的な作品でした。

 ただ好みの問題ですが、前半はじっくりと主人公家族の現状が描かれていって、人類の未来のためのミッションに主人公がスカウトされて旅立ちますが、決まったらすぐに宇宙へ飛び立つので、クルーの名前と役割みたいなものはあまりわからないまま困難なミッションが始まるので宇宙サバイバルもののジャンルとしてあまり面白さが感じられなかったです。全員がプロに見えず、ピンチにあたふたしているだけにしか見えなかったです。

 そして実は最初からこの任務は…。ということになって、主人公がキューブ的なところに飲み込まれて、そこで人類が解けなかった生き残りの方程式を腕時計にモールス信号を使って伝えるというのとか、そういう理論とか科学考証があるのかもしれないですが、ポカンとする展開でした。ここから、真面目なシャマラン映画みたいな硬派で真面目なSF映画っぽいけど、超絶突飛な展開になっていく印象でした。

 地球が滅びるってなってるわりにはそこまで危機感がなかったり、NASAの人材がどれくらいなのかとかその他大勢についてのスケールが伝わってこない映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/12/02 TOHOシネマズ南大沢 2020/09/10 NETFLIX

監督クリストファー・ノーラン 
脚本ジョナサン・ノーラン 
クリストファー・ノーラン 
出演マシュー・マコノヒー 
アン・ハサウェイ 
ケイシー・アフレック 
ジェシカ・チャステイン 
ウェス・ベントレー 
マッケンジー・フォイ 
ジョン・リスゴー 
エレン・バースティン 
ウィリアム・ディヴェイン 
デヴィッド・グヤシ 
マーロン・サンダース 
ティモシー・シャラメ 

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