映画【スパイ・レジェンド】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 引退していたCIAがかつての恋人が任務中に危ない目に遭いそうだってんで、救出しようとしてロシアの殺し屋とか自分が育てた若手CIAとかから狙われて事件の真相を暴こうとする話。

●感想

 ピアース・ブロスナンの渋さが最高で、バンバン人を撃ったりナイフで戦ったりとアクションで引っ張る映画でした。
 ただお話の方は愛する人を殺された主人公の復讐劇だけど、やたらと複雑になっていて、主人公の行動の動機が最初は復讐だったのが結局何しているんだっけ? とおいてけぼりをくらってしまいました。

 ロシアの殺し屋やCIAから狙われますが、そもそもCIA内部が足並みそろってなくてバラバラなのも大丈夫なのかな? と思ってしまうという。凄腕の殺し屋のロシア人の退場の仕方もあっさりしすぎて笑いそうになってしまいました。

 主人公が弟子に行う追試とか無茶苦茶すぎて引いてしまったり、CIAや殺し屋が弱すぎてしっかりせえと思ってしまったりと感じるものがありますが、スパイアクションとして楽しめる映画でした。

 そして海外で大暴れするアメリカ人たちで現地の警察とか一切無視っていうのもスパイ映画だから見て見ぬふりしないといけない映画でもありました。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/01/25 角川シネマ新宿  2016/06/01 DVD

監督ロジャー・ドナルドソン 
共同脚本マイケル・フィンチ 
カール・ガイダシェク 
原作ビル・グレンジャー 
出演ピアース・ブロスナン 
ルーク・ブレイシー 
オルガ・キュリレンコ 
ビル・スミトロビッチ 
ラザル・リストフスキー 
エリザ・テイラー 
カテリーナ・スコーソン 
アキー・コタベ 
ウィル・パットン 
パトリック・ケネディ 

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