映画【メイズ・ランナー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 目覚めたら巨大な壁に囲まれてサバイバルする若者たちが何とか脱出しようとする話。

●感想

 巨大な壁の先は迷路になっていて、そこから何とか自由を求めて外に出ようとしますが。迷路の設定ってはたして意味あるのかな? ってくらい頭脳は使わず、ひたすら走るだけなのが面白みに欠けました。
 アメリカのティーンたちが大好きそうな設定の展開で、どこかで見たことあるような世界観ですが。やっぱり、人間がぎりぎりのところで壁に挟まれそうになったり、襲われたりするというのは本能としてハラハラドキドキして怖かったです。

 誰が? 何でこんなことをするのか? ということを解明していく話ではありますが、この手のジャンルは謎が謎を呼んで、謎が増えすぎて結局何の話かわからなくなったり、風呂敷を広げすぎてオチががっかりしそうなので怖い3部作ですが。とりあえずは目の前の障害を突破していくのは面白く見ることができました。
 この世界のルール説明が開始45分くらいずっと続いて、主人公が質問して先輩が解答するの繰り返しで結構退屈でしたが、迷路に入ってからは緊張感あってよかったです。

 惜しむべきは、襲ってくるアイツがCGをごまかすためかナイトシーンが多くてカメラもゴチャゴチャ動いて何がなんやらわかりにくかったのが残念でした。
 あとは、ほぼほぼメンズしか出てこないのも華やかさの面でどうなんだろう? とも個人的には思ってしまいました。

 3部作全体を見ないとこれ単体での評価は難しいですが、とりあえずは続きは見てみようと思える1作目でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/05/22  TOHOシネマズ南大沢

監督ウェス・ボール 
脚本ノア・オッペンハイム 
グラント・ピアース・マイヤーズ 
T・S・ノーリン 
原作ジェームス・ダシュナー
出演ディラン・オブライアン 
カヤ・スコデラリオ 
トーマス・ブロディ=サングスター 
キー・ホン・リー 
ウィル・ポールター 
アムル・アミーン 
ブレイク・クーパー 
デクスター・ダーデン 
クリス・シェフィールド 
ジョー・アドラー 
アレクサンダー・フローリーズ 
ジェイコブ・ラティモア 

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