映画【透明人間(1992)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 営業先で研究所に行ったら、事故に巻き込まれて透明人間になっちゃって悪い組織に追われる話。

●感想

 研究所に行って研究員にトイレの場所を聞いたら、そこでコーヒーこぼしちゃって事故が発生するというトンデモ設定から笑えました。そして主人公も透明、建物も透明になっちゃっう。主人公が着ている服も透明になっちゃうという、その場にあったもの全部が透明になる設定も面白かったです。そこから、主人公が透明人間としての大変な日常生活。自分の手が見えないから箸が持ちにくい。食べたものが透けて見えちゃって気持ち悪い。まぶたがないから眠れない。とか透明人間としての弊害が面白かったです。車や自転車に轢かれそうになったり。

 けど90分くらいの上映時間で基本は透明人間を利用とする組織の人間と追いかけっこですが、開始60分くらいでヒロインとのデートとか始まって緊張感がまるきり違うものになるので物語が停滞してしまう印象でした。それにコメディだからか追いかけてくる組織の人たちがどうしてもズッコケ集団にしか見えなかったです。クライマックスでの屋上の落ち方とか最高でした。

 とはいえ、透明人間がいるテイでお芝居する役者さんたちの熱演が凄い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/03/10 NETFLIX

監督ジョン・カーペンター 
脚本ロバート・コレクター 
ダナ・オルセン 
ウィリアム・ゴールドマン 
出演チェヴィ・チェイス 
ダリル・ハンナ 
サム・ニール 
マイケル・マッキーン 
スティーブン・トボロウスキー 

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