映画【ドリームガールズ】感想(ネタバレ)

dreamgirls
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●こんなお話

 女性ボーカルグループの栄枯盛衰の話。

●感想

 夢はあるけどなかなか売れないグループが中古車販売のセールスマンがレーベルを立ち上げて、ガンガン売れ始めるけど。メンバーの間で不協和音があって、脱退があったりして、売れてないときは仲良かったけど売れてからはバラバラになってむなしさが残るという王道中の王道の展開で、それを圧倒的な歌唱シーンで引っ張ってくれる映画でした。映画のほとんどが歌唱シーンでそのどれもが素晴らしいので130分の長さを見せてくれました。

 ただやっぱり話自体は新鮮味もなく、プロデューサーのジェイミー・フォックスに売れていくビヨンセに脱退するジェニファー・ハドソンの3人がメインの主役だと思いますが、彼らの背景があまり深く描かれないのが残念でした。

 敏腕プロデューサーはどうしてビヨンセをフックアップして、ジェニファー・ハドソンを排除しようとするのか。かと思えば、妊娠問題もあったりするけどもそれはあっさりと描かれていたりして、どうしてそういう行動をとるのか。当時のミュージックシーンを知っていないとわからないのかなと思える作劇でした。

 とはいえ、声量いっぱいの歌の数々に圧倒される映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/04/22 Hulu

監督ビル・コンドン 
脚本ビル・コンドン
出演ジェイミー・フォックス 
ビヨンセ・ノウルズ 
エディ・マーフィ 
ダニー・グローヴァー 
ジェニファー・ハドソン 

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