映画【スピーク・ノー・イーブル 異常な家族】感想(ネタバレ)

Speak No Evil
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●こんなお話

 旅行先で知り合った家族の家に遊びに行ったらカルチャーや考えの相違がぶつかって気まずいと思ってたら大変なことになっていく話。

●感想

 アメリカ人一家がイタリアでバカンスをしているとイギリス人一家と知り合って仲良く食事をしたりして過ごす。帰宅後にイギリス人一家から手紙で家に招待されて、職探しとかも上手く行かないお父さんとかもあって遊びに行くことに。

 車で森の中を走ってやっと家をたどり着いて招待されてベジタリアンの奥さんが鳥料理をおススメされて断られずに食べるふりをしたり、ベッドが汚くてドン引きしたりしつつ厚意をむげにはしない。

 翌朝は高いところから下着姿で湖にダイブしたりして、ディナーを楽しもうと誘われたら子どもははじめましての子守に任せると急に聞かされたりしつつ、イギリス人一家の知り合いのレストランで貸し切りで食事。そこでサステナブルとかの考えについて意見の相違があったり。子どもたちは喋れないイギリス人一家の子どもが何かをアメリカ人の子どもに伝えようとしてきたり。

 アメリカ人夫婦は奥さんの浮気疑惑とかで揉めたりしているらしいことが話されたりしつつ、夜中に奥さんが子どものところに行ったらイギリス人夫婦のベッドに寝ているのにびっくりして、早朝に逃げ出すけども子どもが大事な人形を忘れたので戻ったら、勝手に出ていったことちょっと怒るイギリス人。

 けど誤解を解いて食事をするけどダンスをする子どもにキレる指導をするイギリス人父親にアメリカ人ドン引きしたり、イギリス人の子どもがアメリカ人の子どもに何かを教えようと鍵のついた納屋に招いて真実を明らかにして、子どもたちが両親に伝えて逃げようとするけれども、大変なことになって要塞警察的ホームアローン的な展開になっていく。

 子役さんたちが素晴らしく最初はちょっと引いていた主人公側の子どもだったけど、だんだんと交流していって行動をともにしたり、抑圧する大人に対して反抗するのとか1番のサスペンスでハラハラドキドキさせてくれました。最後の涙を流す表情も印象に残るラストシーンだったと思います。

 終始、なんか雑で荒々しいお父さんが嫌な感じで気まずいというのを見せてくれました。それに対して主人公側の奥さんもちょっと自分の考えがしっかりあってそれで議論するとかもそれはそれで気まずかったです。欧米人の正直に議論する感じが余計にいたたまれなかったです。

 やっぱり知らない人の家で食事をする気まずさとかを堪能できる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2024/12/14 イオンシネマ座間

監督ジェームズ・ワトキンス 
脚本ジェームズ・ワトキンス 
原作脚本クリスチャン・タフドルップ 
マッズ・タフドルップ 
製作総指揮ベアトリス・セケイラ 
ヤコブ・ヤレク 
クリスチャン・タフドルップ 
製作ジェイソン・ブラム 
ポール・リッチー 
出演ジェームズ・マカヴォイ 
マッケンジー・デイヴィス 
アシュリン・フランチオージ 
アリックス・ウェスト・レフラー 
ダン・ハフ 
スクート・マクネイリー 
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