映画【パディントン】感想(ネタバレ)

paddington
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●こんなお話

 ペルーの山奥からイギリスにやってきたクマがイギリス人家族に拾われて彼らに家族になっていく話。

●感想

 ペルーの山奥でロンドンの探険家がやってきて喋るクマと遭遇して交流を深める。「いつかロンドンに来てよ」という言葉で探険家は戻る。

 主人公のクマはペルーで老クマたちと暮らしていたけど地震をきっかけにロンドンへと旅立つ。

 ロンドンの街をさまよいながら目的の探険家を探すけど、ロンドンの人たちは冷たい。駅で立ち尽くしていたら家族が通り過ぎて奥さんが主人公を家に招く。

 家で人間の生活や文化を全く知らないので水浸しにしたりで旦那さんは猛反対だけど奥さんとか娘さんとか息子さんと仲良くなっていく。

 探険家の娘が主人公をはく製にしようとしていて、家族のお隣さんが探険家の娘に片思いをして彼女に主人公の情報を流したり。主人公がスリを追いかけてチェイスをして市民から感謝されたり。探険家の情報を手紙の記録を探しに行って隠されていることが判明。フィルムから探険家の名前を知る。

 探険家の娘が主人公が家で留守番してるところを襲撃して、家がボヤ騒ぎ。主人公が襲われたことを話すけど家族は信じてくれず、主人公家を出る。

 主人公が探険家を探してとうとう住所にたどり着いて尋ねると娘が現れて主人公をはく製にしようと拉致。家族はお隣さんの情報から拉致されたことを知って助けに。博物館で追いかけっこをして探険家の娘を倒して、主人公は家族に受け入れられてロンドンで住んでおしまい。

 パディントンというメインのキャラクターが可愛くてそれだけで大満足できる作品だと思いました。そのキャラクターに実写の家族が関わって生活するけど、パディントンを狙う悪い人が現れて…。という流れ。

 最初はパディントンがイギリスの文明社会に慣れるまでのカルチャーギャップコメディで見せていって笑えるし、中盤からパディントンが捕まっての救出劇というのもハラハラドキドキできてよかったです。

 ただ新鮮味という部分ではほとんど新しい点はなくて、正直どこかで見たことあるかのような展開で想像の範囲内を超えずにその中でドタバタを繰り広げられるだけなので盛り上がることがないまま終わってしまいました。
 最初は家族にほとんど認められないけど、しだいに認められたと思うけど。悪役の介入により主人公とお父さんが勘違いで関係に亀裂が入って離れるけど、いなくなってしまったことによりお互い必要なんだと再確認して…。種族が違おうがロンドンはどんな存在も家族になれば受け入れるという移民の受け入れについての映画で全編楽しい映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/01/24 109シネマズ川崎 2025/04/20 NETFLIX

監督ポール・キング 
脚本ハーミッシュ・マッコール 
ポール・キング 
原作マイケル・ボンド 
出演ニコール・キッドマン 
ヒュー・ボネヴィル 
サリー・ホーキンス 
ジュリー・ウォルターズ 
ジム・ブロードベント 
ピーター・カパルディ 
出演(声)ベン・ウィショー 

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