●こんなお話
自分で自分宛で書いた手紙きっかけで噓をついてどんどん広がっていってクラウドファンディングで大金が動くにまでなっちゃう話。
●感想
主人公がセラピーの一環として自分宛に手紙を書いているところから始まります。左手を骨折している。母親と二人暮らしで母親は夜勤もある看護師の仕事をしている。
学校で唯一の友達がいてちょっと気になる女の子の話をしたりしてたら、コナーという人物に「ニヤニヤすんな」と怒鳴られる。図書館で自分宛の手紙を書き直してプリントアウトしたら、それをコナーに盗まれてしまう。
そしたらコナーが自殺して彼のポケットからエヴァンの手紙が入ってたので主人公が友達だったのではということでコナーの両親から友達エピソードを披露してほしいとのことで家に招かれて、正直に話そうとするけれど。やっぱり言えずに自分が骨折したときのエピソードを脚色して話す。
イケイケのクラスメイトでリーダー的な存在の人からその人もいろんな薬を飲んでいたりと告白されて追悼会でスピーチしてほしいとかクラウドファンディングをして果樹園を作ろうという流れになる。エヴァンの追悼会でのスピーチがこれまた話題になってクラウドファンディングも話題になる。
コナーの妹からも好かれて恋愛関係になる。けれどクラウドファンディングが伸び悩んで締め切りまであと2日で達成できそうにないと話がなって、主人公が本当にコナーと親友だったのかと疑いの目を向けられて、主人公は誰にも見せるなという手紙を見せたら、案の定約束を破ってネットにアップしてしまって炎上してしまう。
もはやこれまでということで主人公は遺族に本当は自分で手紙を書いて友達ではないということを話して家族から失望される。コナーがギターの練習をしていて誰もみたことないというエピソードがあったので主人公がコナーの過去を調べてギターを演奏している映像を発見してコナーの家族に送信。
完成した果樹園でコナーの妹と現況を語らって終わり。
いきなりおじさんが映って歌い始めて何するのかと思ったら学校に行って高校生という設定に面食らうキャスティングでした。肝心のミュージカルや歌もそこまで心に届くものでもなく、主人公がずっと嘘をついて本当のことを言えないまま事態が大きくなってしまって大変というだけでちょっと響くものではなかったです。
コナーという自殺してしまう人間が一切描かれないので、彼が家庭内暴力をふるっていたとかの設定が語られますがどうしてそうなったのかとかこの映画が始まるまえまでの人生がわからないので乗り切れないお話でした。
☆☆
鑑賞日:2022/11/03 Amazonプライム・ビデオ
監督 | スティーヴン・チョボスキー |
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脚本 | スティーヴン・レヴェンソン |
原作舞台脚本 | スティーヴン・レヴェンソン |
出演 | ベン・プラット |
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エイミー・アダムス | |
ジュリアン・ムーア | |
ケイトリン・デヴァー | |
アマンドラ・ステンバーグ | |
ニック・ドダニ | |
ダニー・ピノ | |
コルトン・ライアン |