●こんなお話
東ドイツからアメリカに亡命したオリンピック選手がかつてのコーチから命を狙われる話。
●感想
泳いだり走ったりフェンシングしたり射撃したりと何でもする協議のペンタスロンという競技がモチーフになっていて面白そうな設定で楽しみにみられる1本でした。
ソウルオリンピックの東ドイツのペンタスロン代表の主人公が競技を頑張り、西側の選手と親しくしようとするのをコーチ兼監視役から引き離されたりして。
このソウルオリンピックというのもボケっと見てたらどこかの地方大会だと思ってたら、ソウルオリンピックでビックリの競技会でした。そしてトイレへと向かってそこから簡単に脱出できちゃう。そして滑走路を走って足を撃たれながらもアメリカ代表団のバスに乗り込んで亡命。主人公のお父さんは殺される。
アメリカで「フルタイムのシフト勤務だ」と口酸っぱく店長に言われながらハンバーガー屋で働く主人公。なぜかハンバーガー屋の店長が主人公がオリンピック選手だったとわかるとスニーカーを買ってきて「練習するぞ」とコーチをするという。いきなりの展開が凄かったです。
コーチと二人三脚でトレーニングをするけれど、東ドイツのコーチがアメリカにやってきてネオナチとして活動していてテロ活動をしているらしいというのがわかってくる。
主人公がアメリカ代表になるらしいと新聞で知ったカタキ役が知って、練習中の主人公を自転車に乗った刺客が襲ってきます。拳銃持ってますが、普通に外して自転車で豪快に転倒して、そのまま逃走というおっちょこちょいな刺客。
ネオナチが主人公とトレーニング仲間がいる別荘にやってきて、主人公が立ち向かうという。けれど捕まってドイツ大使館でテロを行おうとして、バスーガで狙うテロリストを主人公が倒して大爆発するテロリスト。けどテロリストの親分が逃走。オリンピック会場でマラソンをゴールしたら、そこにテロリストの親分が主人公を狙うけど、主人公が返り討ちにして終わりという。
なかなかの唐突の風呂敷の畳み方で凄かったです。主人公がオリンピックを目指す話とネオナチのテロ活動とあまり食い合わせがよくない2つの話がそのまま混ざり合わない映画だったと思います。
☆☆☆
鑑賞日:2022/04/21 WOWOW
監督 | ブルース・マルムース |
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脚本 | ウィリアム・スタディウム |
ゲイリー・マクドナルド | |
ゲイリー・タヴォアー | |
製作総指揮 | ドルフ・ラングレン |
出演 | ドルフ・ラングレン |
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デイヴィッド・ソウル | |
レニー・コールマン | |
ロジャー・E・モズレー |