映画【水怪 ウォーター・モンスター】感想(ネタバレ)

Water-Monster
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●こんなお話

 人食い河童みたいな怪物と村人たちの戦いの話。

●感想

 父親と息子が漁をしているらしい小舟に謎の生物が襲ってきてお父さんが引きづり込まれてしまう。目を覚ます青年。彼が子供の時の回想らしい。

 少年が殺されてしまって、犯人は水に棲む怪物だとのことで10年前にも似たような殺人事件があってそのときは生贄を捧げたら10年間は殺人が起きなかったという事で誰か生贄を探そうと老人が言い始める。怪物を鎮める儀式を行うけど、それを暴れて阻止しようとする被害者の父親。

 父親は村人たちに捕まってしまう。するとその父親は夜に襲われて首がなくなって死んでいるのを発見される。その被害者の娘であり姉であるヒロインが生贄になるべしということで、生贄に選ばれる。彼女と恋仲の主人公は「それはいけない」ということで仲間たちと怪物退治へ。

 船の上でのバトル。怪物が水上を四つん這いで走ってくるというのはあまり見たことのない描写で楽しかったです。しかもアグレッシブに縦横無尽に動き回ってきます。

 何とか捕まえて喜ぶ村人たち。主人公は英雄と村人たちから言われてヒロインとも結ばれる。ところが怪物は檻を破壊して村人たちを虐殺する。主人公の幼なじみの親友も殺されて、主人公リベンジを誓う。

 志願する村人たちと決戦に挑んでの戦い。村人たち、突き飛ばされたり殴られたり噛まれたりで1人また1人とやられていくのが悲しかったです。主人公もヒロインもボロボロになって、主人公が水中で戦ってCGの水中で怪物と向かい合う主人公というカットとか印象に残りました。

 そしてロビン・マスクVSアトランティスの決着のような終わり。

 何で10年ぶりに襲ってきたのかとか理由がわからないままだったり、怪物と戦う仲間たちが出てきたと思ったらあっという間に退場していって誰が誰やらというのがもったいなかったですが。90分の短さの中で怪物との戦いがサクッと描かれてジャンル映画として満足できる1作でした。

 

☆☆☆

鑑賞日:2022/04/01 WOWOW

監督シアン・チウリアン 
シアン・ホーション 
脚本シアン・チウリアン 
シアン・ホーション 
出演リュウ・リンチョン 
ジュ・リーラン 
ウー・ハオ 
シェ・イー 
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