映画【クライング・フリーマン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 殺し屋が仕事を目撃されて、その目撃者と恋に落ちたり日本のヤクザと戦う話。

●感想

 女性のモノローグから始まって崖っぷちで絵を書いていると、男が逃げてきてその男を射殺する。殺し屋は涙を流していた。そして拳銃を捨てると拳銃が爆発して…。

 主人公は中国のマフィア組織の殺し屋として動いていて対立する日本のヤクザの親子を殺そうとしていて、主人公はマコ・岩松さん演じるヤクザのボスを射殺して、目撃者のヒロインを殺そうとするけどもいきなりベッドインして結ばれる。そしてヤクザの襲撃をパンツ一丁で撃退して、ヤクザの幹部の加藤雅也さんと対決する。この時、撃たれまくって首をナイフで刺されて死んだのかな? と思っていたら、その後普通に中国のマフィアを襲撃していたりして不死身っぷりが凄かったです。

 北海道で陶芸をしている主人公のもとを訪ねるヒロインと再会したり、マコ・岩松さんの葬儀が行われそこで主人公たちが加藤雅也さんを襲撃してここでも体が燃えたりしながら戦う不死身っぷりが最右でした。チョッキー・カリョさん演じる刑事さんがいて、ヤクザと通じていて加藤雅也さんの奥さんの島田陽子さんにハニートラップを仕掛けられて弱みを握られたり。そして主人公の隠れ家を襲撃してくる島田陽子さんたちと対決する主人公。

 アクションシーンは全体的にスローでもっさりしていて盛り上がりに欠けました。銃撃描写とかは激しくてよかったです。

 ただ話も主人公とヒロインが急に接近したり、主人公が自分を育ててくれた暗殺組織に対する思いとかもよくわからないため、ヒロインを殺せと言われているのに殺せない葛藤とか相棒に対する思いとかもなんだかよくわからなかったです。中国マフィアと日本ヤクザの対立ものとしても高速で進んでいってしまいました。

 ちょっと人物の掘り下げが高速に過ぎていく映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/01/27 DVD

監督クリストフ・ガンズ 
脚本クリストフ・ガンズ 
シアリー・カザル 
原作小池一雄 
池上遼一 
出演マーク・ダカスコス 
ジュリー・コンドラ 
加藤雅也 
島田陽子 
チェッキー・カリョ 
レイ・ドーン・チョン 
バイロン・マン 
マコ 
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