映画【藍色夏恋】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 仲良し女子高生が水泳部の男の子が好きだから、自分のことをどう思うか聞いてくれてと友達に頼まれるけど。案の定、その水泳部は主人公のことが好き。けれど主人公はまた別の…という絶妙な距離感の話。

●感想

 目をつむって主人公が親友と未来の自分を想像できるか話している。親友は次々に未来の自分を想像していくけれど、主人公には想像ができずに困っている。2人できゃっきゃしていく日常があって、親友が水泳部の男の子が気になっていて、夜な夜な学校のプールでこっそり泳いでいる水泳部の男の子に声をかけに行く。主人公はほとんど無理やり手紙を渡すように頼まれて渡すけれど、そこには親友の名前の差出人ではなく主人公の名前が書かれていたり。本当に「親友はいるのか?」と疑われちゃったり。

 なんやかんや2人で会って仲良くなっていくけれど、主人公は男の子から猛アタックされるけど逃げ続ける。主人公のお母さんが屋台をやっていて男の子がそこで毎週食べに来るけど、会おうとしない主人公。そして主人公と男の子がキスしたりするけれど、主人公は実は…という展開があって戸惑う男の子。

 そして主人公も自分の思いを相手に伝えるけれど、その相手も拒否したりして。めちゃくちゃ淡い青春恋愛ものとして面白かったです。失恋した親友がボールペンで好きな相手の名前をインクが切れるまで書くと通じるというものが途中から木村拓哉に代わっていくのとか笑えてよかったです。

 最後に自分の未来は見えないけれど男の子ことならわかるよと冒頭のやりとりと対になっていたり、自転車で並走したり浜辺での花火に学校生活にと台湾の高校生たちの生活だけれどどこか懐かしいという気持ちにさせてくれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/11/14 Amazonプライム・ビデオ

監督イー・ツーイェン 
脚本イー・ツーイェン 
出演チェン・ボーリン 
グイ・ルンメイ 
リャン・シューホイ 
ジョアンナ・チョウ 
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