映画【レディホーク】感想(ネタバレ)

ladyhawke
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●こんなお話

 恋愛関係の元警備隊長とお姫様が呪いをかけられて昼はお姫様が鷹の姿に夜は警備隊長が狼の姿になって人間の姿で会えないの悲恋と呪いを解く旅の話。

●感想

 巨大なお城をバックにいろんな人が同じ画面の中で動き回るスペクタクルな映像や上下で色味が違う映像が雰囲気抜群で映像を見ているだけで興奮できる映画でした。80年代のルドガー・ハウアーにミシェル・ファイファーの美しさも堪能できる作品でした。

 いきなり処刑されそうになっていた主人公が泥だらけになって脱出するところから始まり、追手がかかってピンチ。となったところに鷹をつれた黒ずくめの剣士と出会って救われる。そして彼と一緒に行動することになって、夜になると美女が現れて剣士は消えちゃう。追手に鷹が弓矢に当たり重傷を負うとある僧侶に助けを求めて、そこで剣士と美女の関係を説明される。権力者の司祭が美女のお姫様に恋をするけれど恋のライバルが警備隊長で2人で逃げちゃうけど、呪いをかけられ昼と夜で人間の姿で会えないことにされちゃうという。

 アクションシーンになるとものすごい軽い音楽が流れるのとか重みが感じられなかったり、凄腕の刺客として現れたアルフレッド・モリーナがヒロインの前に現れて罠を大量に仕掛けて狼をやっつけるのかと思いきや、自ら罠にはまって死んじゃうとか一体何だったのかというキャラクターでした。それにクライマックスはルドガー・ハウアーが自ら乗り込んで司祭にリベンジを果たそうとして戦いますが、結局ヒロインが人間の姿で現れて呪いがいつの間にか解けてる感じに見えて一体どんな呪いでどんな解け方だったのかとかがわかりにくく不完全燃焼に感じるクライマックスでした。それに主人公の従者がヒロインが塔から落下しそうになって捕まえるけど結局落ちちゃってピンチからの太陽が昇って人間から鷹の姿になるとか変身シーンがふわっとしていて好みの問題ですが、残念な変身シーンでした。

 とはいえ気楽にみられる西洋ファンタジー甲冑劇として楽しめる120分でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/11/08 Disney+

監督リチャード・ドナー 
脚本エドワード・カマラ 
マイケル・トーマス 
トム・マンキーウィッツ 
原案エドワード・カマラ 
出演マシュー・ブロデリック 
ルトガー・ハウアー 
ミシェル・ファイファー 
レオ・マッカーン 
ジョン・ウッド 
ケン・ハッチソン 
アルフレッド・モリーナ
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