映画【名も無き世界のエンドロール】感想(ネタバレ)

namonaki
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●こんなお話

 昔からの知り合いの男同士があるリベンジを実行する話。

●感想

 クリスマスにプロポーズ大作戦を実行しようとする主人公2人がいて子どもの時や学生時代の回想に戻って、子どもの時の男女3人の交流が描かれていきます。映像はダークで綺麗でその映像を楽しむことはできました。

 正直、冒頭の主人公男性2人の仲の良さアピールなエピソードが結構きつくて、「ドッキリがすき」といろいろバカなことを仕掛けてケラケラ笑うというのとか主人公の岩田剛典さんと新田真剣佑さんのファンとかでないと2人が仲良くて見ているこちらも一緒になって2人を好きになっていくという状態には見えなかったです。

 父親が政治家で人気モデルだかの女性が主人公たちの修理工場のもとに自動車修理を依頼したことをきっかけに主人公1人が消えてしまって、探すけど行方知らず。そして自動車工場が立ち退きを強いられたので次の職場をそこの社長さんに紹介してもらう。「裏社会にも通じていて」と社長さんが話すのとかどういう世界観なんだろうとついていけなかったです。その交渉人として生きることになる会社も面接的な紹介の時に普通に拳銃を構えてくるという無茶苦茶な裏社会描写でした。

 行方不明になっていた主人公は4000万貯金してワイン会社の社長になっていてという展開もすごいジャパニーズドリームで成り上がりっぷりが凄かったです。

 その後にあるリベンジが明らかになっていきますが、回想での男女3人から1人フェードアウトしてもこれといって主人公たちと一緒に喪失な気持ちになったりもこれといってなかったです。それよりも隠し映像を大イベントでだらだらと垂れ流して、しまいには爆弾を爆破してホテルを吹き飛ばすというスペクタクルな計画にもついていけずにポカンとしたまま終了していく映画でした。

鑑賞日:2021/06/02 WOWOW

監督佐藤祐市 
脚本西条みつとし 
原作行成薫
出演岩田剛典 
新田真剣佑 
山田杏奈 
中村アン 
石丸謙二郎 
大友康平 
柄本明 
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