映画【007/ダイ・アナザー・デイ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 北朝鮮で因縁が生まれた相手を追いかけるうちに衛星攻撃してくるテロリストと戦うボンドの話。

●感想

 派手派手なシーンが連続するピアース・ブロスナン版の特徴が完成されていて、最初から最後までいろんな爆発があって楽しめる130分でした。

 スパイ映画らしいギミックいっぱいのアイテムの数々も魅力的でステルス製のアストン・マーチンに氷の上でのカーチェイスも敵も味方も車に重武装していてのミサイルの撃ちあいとかも楽しかったです。相変わらず絶体絶命のピンチになると腕時計一発で危機を突破して脱出。敵の銃弾が主人公にだけあたらない中の猛ダッシュと水戸黄門的な安心安定のシーンとかもあってよかったです。冒頭の北朝鮮でのホバーボートチェイスに氷上のカーチェイスに衛星の攻撃から逃れるからの波乗り脱出など見せ場がいっぱいでした。

 DNAをいじくって人種を変えるという無茶苦茶なトランスフォームをするカタキ役たちも面白い設定でした。

 もはやショーン・コネリー版とかとはイギリス映画らしさみたいなものは一切なくなって、全く違うハリウッド大味大作のような方向にシフトしてしまって昔のシリーズが好きな人にとってはガッカリな方向だとは思いますが。これはこれで楽しく感じれる娯楽アクションだと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2019/08/03 BS-TBS

監督リー・タマホリ 
脚本ニール・パーヴィス 
ロバート・ウェイド 
原案イアン・フレミング 
出演ピアース・ブロスナン 
ハル・ベリー 
トビー・スティーヴンス 
ロザムンド・パイク 
リック・ユーン 
ジュディ・デンチ 
マイケル・マドセン 
ウィル・ユン・リー 
ケネス・ツァン 

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