●こんなお話
ビルを占拠したテロリストと巻き込まれたマクレーン刑事の話。
●感想
奥さんに会いにロサンゼルスにやってきた主人公の刑事が日系企業のビルのパーティーに行って働く奥さんや上司や同僚と会って1人でいたらテロリストたちが占拠してスキをついて逃げる。
消防を呼ぼうとしたり警察に連絡して外に知らせようとする。テロリストに主人公のことがばれて襲ってくるけど1人を撃退してマシンガンを強奪。
制服警官が様子を見にやってくるけど、異常なしとされるけど。パトカーの上にテロリストの死体を投げて警官異常事態に気づく。警官隊がやってきて、お構いなしに突入して逆にやられる警官隊。
警官隊を救うためにビルを爆破したりする主人公。テロリストのボスと主人公がたまたま出会って社員のふりをするけどすぐに主人公にばれて銃撃戦。はだしの主人公に対してガラスをばらまいて負傷させるテロリスト。
FBIがビルの電源を落としたので、テロリストたちが開けられなかった金庫の電磁ドアが解放されてテロリストの目的の大金をゲット。屋上に爆弾が仕掛けられているのを知った主人公が屋上で人質を追い出して、FBIのヘリコプターに撃たれて主人公、屋上からホースを巻き付けて爆破から避難。
残りの弾丸少ない中、テロリストのボスと対峙して射殺してビルからテロリストのボスを落としておしまい。
奥さんが別姓で働いていることにムッとして喧嘩するオープニングに始まり、開始17分でテロリスト達がビルを占拠するアクションシーンでスタートするテンポのよさとキャラクターの掘り下げ方が最高です。
主人公やテロリストが魅力的なの上にリムジンの運転手やたまたま近くにいた制服警官のアルとの友情。アルが昔、ある事件で心に傷を負っているのが最後の最後でそれを乗り越る感動的なエピソードがあったりと。登場人物全員がちゃんと描かれているのが素晴らしいです。説明的でなく流れの中で、登場人物の人生に入り込めてしまうのがさすがでした。
高層ビルに閉じ込められ、圧倒的不利な状況でぼやきながら。マガジンの弾の数を確認したり、腕にテロリストの数を数えつつ戦う主人公の姿もカッコいいです。
主人公は肉体派でぐいぐい押してくるのに対して、テロリスト側は知的なのもいい対称になっていたのも面白い要因だと思いました。
何回見ても飽きさせない素晴らしいアクション映画だと思いました。
☆☆☆☆☆
鑑賞日:2011/12/28 Blu-ray 2024/05/04 Disney+
監督 | ジョン・マクティアナン |
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脚本 | ジェブ・スチュアート |
スティーヴン・E・デ・スーザ | |
原作 | ロデリック・ソープ |
出演 | ブルース・ウィリス |
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ボニー・ベデリア | |
ポール・グリーソン | |
ウィリアム・アザートン | |
ハート・ボックナー | |
ジェームズ・シゲタ | |
アラン・リックマン | |
アレクサンダー・ゴドノフ |