映画【ゴーストライター】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 元英国首相のゴーストライターの災難の話。

●感想

 オープニング。進もうとするたくさんの車の中の1台の車だけ停車していて中には誰も乗っていなくて。という出だしから面白かったです。一気に世界に入ることが出来ました

 主人公のライターが前英国首相の前任者が死亡したのでゴーストライターをすることになって、前首相のもとで書き始めますが。なかなか物語が進まない印象でした。というか、主人公が全く何もしない。することは自伝のためにインタビューすることくらいで、後は勝手に前首相が人道の罪とかで訴えられるところから転がり始めます。

 国際法に加盟していないアメリカに逃亡することになる前首相ですが、その間に主人公は前任者の荷物から不審な点を見つけて前首相の過去を調べ始めます。ただこっからが結構無理やりな展開でした。車に乗ったら、カーナビが自動に動いて指示された方に行っちゃう主人公。ありえない展開でミステリーとしてのれなかったです。


 そして、なにやらCIAが関係してきてというのがわかってきて。主人公にも身の危険が迫ったりとテンポはいいですが、主人公には感情移入しづらいのできついです。
 そして自伝が実は暗号に……。という流れもスパイもののアイテムじゃないんだからと思ってしまいました。

 暗い空模様に強い風、広い家に怪しい人々と雰囲気はよかっただけに突っ込みどころが多くて。首相の家大きいんだなぁとか秘書がエロスだなぁとかしか注目ばかりしてしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/04/14 DVD

監督ロマン・ポランスキー 
脚本ロマン・ポランスキー 
ロバート・ハリス 
原作ロバート・ハリス 
出演ユアン・マクレガー 
ピアース・ブロスナン 
キム・キャトラル 
オリヴィア・ウィリアムズ 
トム・ウィルキンソン 
ティモシー・ハットン 
ジョン・バーサル 
ティム・プリース 
ロバート・パフ 
ジェームズ・ベルーシ 
デヴィッド・リントゥール 
イーライ・ウォラック
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