映画【ぼくらの7日間戦争(2019)】感想(ネタバレ)

7dayswar
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●こんなお話

 政治家の娘さんが引っ越したくないといったために友達巻き込んで廃墟で家出して大人とバトルする話。

●感想

 いまどきっぽいアニメーションで主題歌があってポップな仕上がりで上映時間も短く、見やすいっちゃ見やすかったですが。有名アニメーション監督の作品に似ている感も結構強くて、しかもただの真似どまりで流行のアニメーションを超えていないのが原作の映画があるがゆえに余計に残念な気持ちになりました。

 結構すぐに主人公と仲間たちが石炭工場だかに立て籠って、しかもそこに日本語ペラペラの不法滞在の少年が混じっていて彼を捕まえようと大人がやってきて、攻防になり、政治家が娘を取り戻そうとやってきてとなっていきますが。その攻防もこれまた仕方ないですが、結構ゆるゆるの攻防で緊迫感や緊張感とかはいっさいなく、ただただ間抜けな大人たちが翻弄されていくというのを呆然と見つめてました。

 そしてクライマックスは台風が近づいて危険な状況の中、いきなり全員が告白のバトルロワイアルを始めて一体何が起こっているんだろう? という告白タイムでした。みんながみんな自分の気持ちを叫んでました。

 ちょっと良質なアニメーションがいろいろ作られる中、ちょっと残念に感じてしまう作品でした。

☆☆

鑑賞日:2020/09/08 DVD

出演(声)北村匠海 
芳根京子 
潘めぐみ 
鈴木達央 
大塚剛央 
道井悠 
小市眞琴 
櫻井孝宏 
宮沢りえ

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