映画【フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 サンダとガイラの戦いの話。

●感想

 大荒れの船を襲う大ダコ。この特撮シーンからして素晴らしい出来ですが、更に大ダコを食しようとするガイラ。その後の回想で必死で海を泳ぐ船員を後ろから追いかけるガイラの怖いこと。そして船員を1人ずつ捕まえて食べていくショッキングさ。

 フランケンシュタインの怪物だ! と世間では騒がれますが、主人公たちの学者さんたちは人間を食べるわけないと主張し調査をする。
 けれどまた人間を襲い始める怪物。海中から見上げるガイラ、というカットが印象的で怖すぎです。空港でも女性を捕まえて食べたり。

 そして学者さんたちは自分たちが育てたサンダではなくサンダの細胞から生まれたガイラが人間を襲っているのだと判明させて、何とか解決の方向へと向かわせる。
 サンダは明かりに向かってやってきてガイラは明かりを嫌う。これで明かりをつけるかつけないかでドタバタするところなんかも面白かったです。

 そして何より自衛隊がカッコよく、殺人光線をセッティングするときのスピード感が最高で、そこで流れる伊福部先生のメーサーマーチのカッコいいこと。
 クライマックスはひたすらサンダとガイラの怪獣のプロレスも面白かったです。

 怪獣がめちゃくちゃ怖い映画でトラウマになりそうな映画で面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2013/09/16 DVD

監督本多猪四郎 
特技監督円谷英二 
脚本馬淵薫 
本多猪四郎 
出演ラス・タンブリン 
佐原健二 
水野久美 
田崎潤 
中村伸郎 
伊藤久哉 
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