映画【エル・トポ】感想(ネタバレ)

el-topo
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●こんなお話

 黒ずくめのガンマンがいろいろ戦う話。

●感想

 冒頭から異様さと迫力がビンビンに伝わってくる映画で、宗教的な教えがありそれが結構東洋的思想で描かれるけど決して映画内では奇跡は起きない。人間世界の残酷な縮図を描いていると思いました。
 そして映像の美しさと残酷さと印象的なのが音の使い方で、見ててまるで映像から匂いまで伝わってくるような使い方。

 前半と後半は流れが違っていて、前半は自称神のガンマンが女と一緒に4人のガンマンと戦いっていく西部劇のような展開。この対戦相手となるガンマンたちが絶対に勝てないようなガンマンたちでどうやって倒していくのかという面白さで、見てるだけで飽きないです。しかもだいぶ卑怯な手で勝っていく主人公。強いんだか弱いんだかわからないです。
 後半は自らが神となったかのように復活して穴具らに住むフリークスたちを解放していく。 

 監督の考え思考を全部理解できないですが、映画って自由に作っていいんだなと教えてくれる映画でした。ただ本物の動物の死骸だったり視覚的にドギツい映画だので見る人を選ぶ作品ではあると思いました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2013/11/26 DVD

監督アレハンドロ・ホドロフスキー 
脚本アレハンドロ・ホドロフスキー 
出演アレハンドロ・ホドロフスキー 
ブロンティス・ホドロフスキー 
マーラ・ロレンツィオ 
ロバート・ジョン 
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