映画【トレマーズ コールドヘル】感想(ネタバレ)

tremors-a-cold-day-in-hell
スポンサーリンク

●こんなお話

 今度は北極にグラボイズが現れて、いつも通りバードガンマーが退治する話。 

●感想

 シリーズを通してずっと同じ世界観なのがよくてキャラクターの関係性で見せる作品になっているのはシリーズのファンにとっては嬉しいつくりでした。話自体もこれまでのシリーズ同様、グラボイズとの戦いで高いところにのぼったり振動を起こしてはいけない中、いろんなアイデアで戦うというものでジャンル映画として楽しめました。 

 ですが、見せ方がやたらとスローが多くてゲンナリしたり、主人公が感染してしまってグッタリする描写がやたらとフラッシュのような演出が入って話自体は短いのになかなか進まない印象で結構退屈を感じてしまう演出が多かったです。 

 主人公以外のその他のキャラクターもあまり魅力がなくて、いつの間にか戦いが始まっていて、脱出できないのかどうなのかとかもよくわからず高いところいったり、かと思えば地面を普通に走り回ったりして緊張感がどれほどのものなのか伝わってこないのが、もはやコメディ寄りの作りになっているのか伝わってこなかったです。それでいて、もう何回目だというくらいグラボイズを陽動させてその間に逃げての繰り返しの戦い方も正直飽きてしまいました。グラボイスも毎回、バギーとかを追いかけては爆弾で吹き飛ばされるんだと冷たい目で見てました。それでいておしっこの振動には追いかけてくるのに、その間に走ってもそっちには気づかないんだとかよくわからなかったです。 

 とはいえ、適度に楽しいシリーズで北極らしさは全くないのも愛嬌な作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/07/22 DVD

監督ドン・マイケル・ポール 
脚本ジョン・ウェルプリー
出演マイケル・グロス 
ジェイミー・ケネディ 
タニア・ヴァン・グラーン 

コメント

タイトルとURLをコピーしました