映画【おくりびと】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 チェロを廃業して山形で納棺師と頑張る話。

●感想

 納棺師というあまり知らない世界を見せてくれて、人間の死を送り出すという仕事を見られる新鮮さがまず面白いのと。山形に来て就職活動でよくわからないまま納棺の仕事をすることになって、奥さんに隠しながら、幼いときに捨てられたと思っている父親への思い。

 ただ、仕事辞めるってなったときに奥さんは「賛成」とすぐに賛同しますが。本当に旦那さんがいきなり仕事辞めてそんなすぐに東京から山形へとついていけるのだろうか?
 主人公たちの仕事をして遺族が「綺麗だ。こんな綺麗な姿初めて見た」と言いますが。遺体に対してそんな風に思えるのかな? 怖いとかそういう気持ちあったりしないのだろうか。

 主人公の周りの人たちは納棺という仕事をさげすんでいますが、「汚らわしい!」なんて言われちゃったりして。そんなに汚い仕事なのかなと疑問に思いながら見てました。

 そして1番は石文というのが重要なキーとなってクライマックスに向かって行きますが、お父さんが握ったままの石で感動できる内容になってますが。あの石は一体いつ握っていたんだろう? 亡くなる間際に押し入れの奥から石を取り出して握っていたのだろうかと想像すると可笑しいです。

 とはいえ、130分飽きずに見られるお話で面白い映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/02/01 DVD

監督滝田洋二郎 
脚本小山薫堂 
出演本木雅弘 
広末涼子 
余貴美子 
杉本哲太 
峰岸徹 
山田辰夫 
橘ユキコ 
吉行和子 
笹野高史 
山崎努 
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