映画【ロッキー・ザ・ファイナル】感想(ネタバレ)

rocky-balboa
スポンサーリンク

●こんなお話

 引退したロッキーが再びリングに上がる話。

●感想

 冒頭からしんみりした始まり、今は亡き愛する妻エイドリアンの墓参り、経営するレストランでの思い出話、親の七光りを周りから言われて偉大な父親を持つ息子としての悩み。懐古ばかりするロッキーに「過去に生きるな」と説教する親友ポーリー生き甲斐の仕事をリストラされ荒れてしまう。けどちゃっかり再就職するのが笑えます。

 立ち止まってみると還暦近い元ボクサーと現役チャンピオンが戦うなんてありえないですが、気持ちよくすがすがしい気持ちになれる映画でした。
 改めて見直すとロッキーがプロに戻る決心をするのがテレビ番組のゲーム映像を見てからなのかな? と動機づけが弱いような気もしました。
 「人生ほど重いパンチはない。油断したらすぐに暗闇に落ちてしまう」というロッキーが友だちなり息子なりと話すシーンの1つ1つの台詞が、人生とは何か? 戦うとは何か? を教えてくれる映画でした。

 そして静かに進んでいたところを試合が決まり訓練を始める67分から有名なテーマが流れてからの訓練シークエンスは盛り上がること間違いないです。

 シンプルなストーリーに努力や勇気をストレートにぶつけてくる映画で面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/01/18 Blu-ray

監督シルヴェスター・スタローン 
脚本シルヴェスター・スタローン 
出演シルヴェスター・スタローン 
バート・ヤング 
アントニオ・ターヴァー 
ジェラルディン・ヒューズ 
マイロ・ヴィンティミリア 
トニー・バートン 
タイトルとURLをコピーしました