映画【ゴジラ2000 ミレニアム】感想(ネタバレ)

godzilla-2000-millennium
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●こんなお話

 ゴジラを殺す派と生かして研究に使いたい派が対立する中、ゴジラが現れて破壊の限りを尽くすので自衛隊が頑張るけど。謎のエイリアンが現れて……な話。

●感想

 ゴジラが何故現れるのか? というので引っ張りますが、そこらへんが結局うやむやになってしまう展開にがっかりでした。
 そもそも主人公たちはゴジラを研究に使うべきという考えの持ち主と殺すべきという考えの持ち主の対立構図で展開していくのかと思う序盤で期待のたかまるスタートでしたが、途中のエイリアン出現からおかしな方向にいってしまっていると思いました。
 序盤にある西村雅彦さん率いる戦車隊とゴジラとの戦いの特撮は興奮するもので面白かっただけに、そこで突如現れる謎のエイリアンの宇宙船。

 そこからゴジラの存在感は消え去り、人類VSエイリアンという方向に行ってしまうので感情がついていけないです。エイリアンがいるタワーの爆破なんか見せられても困ってしまいます。
 そしていきなりゴジラとエイリアンが作る怪獣との戦いが始まる。主人公たちは屋上でボケッとつったって解説役としかなっていないため動きがなくなってしまうのも残念でした。
 タコ型エイリアンが出てきたときはズッコケてしまいました。

 そのためクライマックスでいきなりゴジラと怪獣との戦いになっても何も盛り上がらず。阿部寛さんは一体なぜ屋上から逃げなかったのかとかだけが印象に残らない映画になってしまいました。

☆☆

鑑賞日:2014/05/06 DVD

監督大河原孝夫 
脚本柏原寛司 
三村渉 
出演村田雅浩 
西田尚美 
鈴木麻由 
喜多川務 
伊藤慎 
阿部寛 
佐野史郎 
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