映画【HK/変態仮面】感想(ネタバレ)

hk
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●こんなお話

 刑事の父親とSMの女王様の母親を両親に持つ高校生の主人公が片思いのヒロインが人質に取られた事件で間違ってパンツをかぶってしまい、自らのポテンシャルを発揮して事件を解決していく話。

●感想

 原作を知らないボクにとっては一体何が起こってるのか、理解するまで大変でした。冒頭から【スパイダーマン】のパロディで始まり、ハイテンションで吹っ切った役者さんたちのパワーに圧倒される100分間でした。
 なんといっても主人公の鈴木亮平さんとニセ変態仮面の安田顕さんがパンツをかぶって鍛え上げられた身体でタイツ姿で街中を駆けまわり、「変態とは? 正義とは?」と悶え続ける役者魂が素晴らしかったです。ムロツヨシさんが送り出す刺客たちの面白さもも見ものでした。佐藤二朗さんはいつもの佐藤二朗さんでした。モンタージュで描かれてましたが、もっと刺客たちとの戦いを個人的には見て見たかったです。
 
 けれどもこの内容で100分間はチト長く感じて、映画的なダイナミックさはなくて、深夜ドラマでもいいようにも思えてしまいました。
 それにガッツリ下品だしで、吹っ切って作られてるのはよかったですが、これについていけないと最初から最後まできついかな? という映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/06/29 DVD

監督福田雄一 
脚本福田雄一 
脚本協力小栗旬 
原作あんど慶周
出演鈴木亮平 
清水富美加 
ムロツヨシ 
安田顕 
佐藤二朗 
池田成志 
塚本高史 
岡田義徳 
大東駿介 
片瀬那奈 
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