映画【五人の賞金稼ぎ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 領民に圧政を敷く悪い領主に反発して砦を築いて籠城する百姓たちが若山富三郎先生率いる賞金稼ぎを雇って戦う話。

●感想

 主人公、ピストルやガトリングガンを使って襲ってくる侍たちを何百人と虐殺していきます。チャンバラよりもドンパチが印象的な時代劇でした。
 主人公は医者で貧しい人々を診療している。そこに百姓から頼まれて賞金稼ぎとして砦へとやってくる。仲間のくノ一、手裏剣使い、抜刀術の達人、性病の男などを率いて砦にやってきます。

 そして先にいた賞金稼ぎといざこざを起こしたり、百姓と名主の娘さんとの恋がそれなり描かれたりしつつ。
 最初の盛り上がりは、1度目の砦の戦いで。主人公いきなりガトリングガンを取り出してバンバン撃ち殺していきます。一体どこにそんな武器を隠していたんだと。それによってやられちゃうので、悪い領主はガトリングガンを奪えば、みんないう事を聞く! と忍者にガトリングガン奪取を命じての主人公と忍者の竹林での戦い。忍者が仲間の忍者の死体に火をつけて爆弾にして攻撃したり、めっちゃ面白いです。若山先生もトンボ返りを披露してずんどうのでっぷりした身体でもクルン! と飛び跳ねるのが凄いです。

 悪役側が大砲を使って砦を破壊し、主人公たちは銃弾の嵐を降らす。ガトリングガンが熱で撃てなくなるとおしっこで冷やしたりして、更にはピストルで攻撃して数を減らして、若山先生の大迫力の殺陣。いろんな技が披露されて面白かったです。

 5人の賞金稼ぎがそんなにフューチャーされずに残念でしたが、西部劇の戦争映画のような無茶苦茶っぷりですが、娯楽活劇で楽しい映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/07/08 DVD

監督工藤栄一 
脚本高田宏治 
出演若山富三郎 
大木実 
真山知子 
北村英三 
潮健児 
遠藤辰雄 
林彰太郎 
関山耕司 
志賀勝 
嵐寛寿郎 
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