●こんなお話
伝統嫌いなプリンセスが呪いに立ち向かう話。
●感想
母親とはいつも喧嘩ばかりでソリが合わない主人公が、魔女に母親の気持ちを変えてもらおうとしますが。魔女なので案の定大変なことになります。
熊になった母親との旅という本筋が始まるまでが映画の中盤くらいと結構テンポが悪くて退屈でした。しかもそこに至るまでの母親との対立も目新しいものがないのが痛かったです。
映像表現はさすがピクサーアニメーションで、特に熊に変身してしまった母親の動きが素晴らしく。さっきまで王妃として威厳のある動きをしていたのが戸惑っているのが台詞がないのに動きだけで表現しているのがすごいです。ただ夜のシーンが多くて、単純に見えにくくて何が起こってるのかわからないところもありました。クライマックスの熊とのバトルは特に見えにくくて何が何やらみたいな戦いでした。
話のほうは王道のもので新鮮味がなく、活劇としてもいまいちだったと思います。主人公が弓の名手という前半の紹介があるのに、後半少し弓矢で戦うくらいで関係なかったり盛り上がる要素がスルーされてしまったのが残念でした。
それに熊から人間の姿に戻す条件が簡単すぎるというか、よくわからないのでサスペンスという部分でも引っ張り切れていないのが残念でしたが、家族万歳映画としてよくできていたと思います。
☆☆☆
鑑賞日:2012/07/28 TOHOシネマズ南大沢 2020/11/09 DVD
リンク
監督 | マーク・アンドリュース |
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ブレンダ・チャップマン | |
脚本 | ブレンダ・チャップマン |
マーク・アンドリュース | |
スティーヴ・パーセル | |
アリーン・メギー |
出演(声) | ケリー・マクドナルド |
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エマ・トンプソン | |
ケヴィン・マクキッド | |
ロビー・コルトレーン | |
ビリー・コノリー | |
ジュリー・ウォルターズ | |
クレイグ・ファーガソン |