映画【七年目の浮気】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 奥さんと息子を避暑地に送り出して、つかの間の1人の生活を楽しんでいるお父さんが、上の階にやってきた美人さんに悶々とする話。

●感想

 ビリー・ワイルダー監督らしい浮気とかドロドロした関係をオシャレに作るのが得意な作風ですが、今回は元は舞台だけに限られた空間での会話劇を中心に展開していって小さい世界。しかも主人公のお父さんの妄想を延々と映し出していいくのが辟易としてしまいました。
 独り言を延々と見せていきますが、1人友だちを配置しちゃえば、2人の関係性でいくらでも面白くなりそうですが、説明を独り言で見せていくのとかきつかったです。

 ヒロインのマリリン・モンローの一挙手一投足が可愛くてそれを見るだけで楽しかったです。主人公のネガティブな妄想と真逆の位置にいるキャラクターで、ヒロインだけが魅力的だったのが救いでした。

 奥さんと子どもを持つお父さんが、羽を伸ばしたいんだな。と勉強になるくらいで、それがずっと続くのが結構キツい映画でもありました。

☆☆☆

鑑賞日:2009/04/11 DVD 2014/11/30 DVD

監督ビリー・ワイルダー 
脚色ビリー・ワイルダー 
ジョージ・アクセルロッド 
原作戯曲ジョージ・アクセルロッド 
出演マリリン・モンロー 
トム・イーウェル 
イヴリン・キース 
ソニー・タフツ 
ロバート・ストラウス 
オスカー・ホモルカ 
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