映画【海底47m 古代マヤの死の迷宮】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 海底遺跡に調子乗って潜っていったら、案の定、バイオレンスな鮫に襲われてパニックになる話。

●感想

 90分のコンパクトな上映時間の中で鮫に襲われるというジャンル映画としてしっかりと怖くてハラハラドキドキできる内容の映画でした。

 主人公はいじめられている日常。お父さんがサメ見学ツアーに行けと言われて行くけど、いじめっ子が同じツアーにいるってんで、友達4人の女子高生が古代マヤ文明が沈んでいる海底洞窟に潜っていって、深海魚を触ろうとしたらガオー! とびっくりさせてきてパニックからの洞窟崩落のトラブル発生して何とか脱出するまでを単純に水中という息苦しさと鮫だったりめちゃくちゃ早い潮の流れだったりと主人公たちを苦しめてくれます。

 そして何とか出口を探そう。エア残量注意という中、泳いでいきます。単純に水中撮影が凄くて映画のほとんどが水中シーンで撮影スタッフさんの技術力を堪能できました。

 水中で仕事をしている頼れる男性たちもいて、パニックの主人公たちに声をかけてくれますが…な3人の男性陣が見事なやられっぷりを発揮してくれて楽しかったです。音もなく急に現れる鮫の食欲も無尽蔵でひたすら人間を食してくれて面白い洞窟ザメたち。

 1人また1人とやられて、地上への出口に出れたと思ったらサメが来て蜘蛛の糸よろしくパニックに負けた仲間のせいでロープが落ちてやられちゃったり。別の出口を探そうと戻ることになって泳ぐけど、めちゃ潮の流れが速い場所があって流されちゃったり、サメが随時現れて退場していく人たち。

 何とか出口にたどり着いて海上に出たら、そこにサメツアーで餌巻きの血まみれの海というのも絶望感ある展開で楽しめました。そこから冒頭でお父さんに渡されていたサメの歯が活躍する伏線の使い方もうなる見せ場でよかったです。

 そしてメキシコの学校って正門の真ん前にでかいプールがあるんだと文化の違いに驚き「海底47メートル」感があまりない映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2020/07/24 109シネマズ川崎 2022/04/11 Amazonプライム・ビデオ

監督ヨハネス・ロバーツ 
脚本ヨハネス・ロバーツ 
アーネスト・リエラ
出演ソフィー・ネリッセ 
システィーン・スタローン 
ニア・ロング 
コリーヌ・フォックス 
ブリアンヌ・チュー 
ジョン・コーベット 
ダヴィ・サントス 
カイリン・ランボー 
ブレック・バッシンガー 
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