映画【300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 大軍のペルシャ軍にハダカのマッチョが挑む話。

●感想

 前作にあったグラフィックノベルがそのまま飛びだしたようなビジュアルの魅力がほとんどなくなり、前作と同じようなスローを多用して血みどろの映像にしても魅力が感じられない映画でした。
 開始30分は膨大なナレーションで説明の連続で退屈でした。主人公の王様とカタキ役の海の司令官の説明。主人公の王様よりカタキ役のほうが主人公なのかな? ってくらいの描かれ方でした。エバ・グリーン演じるカタキ役の方がよっぽど魅力的でした。

 海戦がメインで大軍に対してどういう作戦で挑むのかと思いきや、ただぶつかっていくだけで戦術もへったくれもなく似たようなアクションシーンの連続でどんどんとテンションが下がって行きました。海戦のため、画面に動きがすくないので、よっぽど工夫しないといけないと思いました。
 登場人物も見分けがほとんどわからず、主人公とカタキ役の2人くらいしかわからず。主人公側の兵士たちなんかも誰が誰なんだかわからないので、スローで死んで行っても何の感情の動きもなかったです。

 結局、民主主義のため自由のために戦って結果どうなったのか? よくわからないままの映画で残念でした。 

☆☆

鑑賞日: 2014/06/28 イオンシネマ多摩センター

監督ノーム・ムロ 
脚本ザック・スナイダー 
カート・ジョンスタッド 
原作フランク・ミラー 
出演サリヴァン・ステイプルトン 
エヴァ・グリーン 
レナ・ヘディ 
ハンス・マシソン 
ロドリゴ・サントロ 
イガル・ノール 
カラン・マルベイ 
ジャック・オコンネル 
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