映画【22ジャンプストリート】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　大学に潜入捜査する警官のドタバタの話。

●感想

　大学に麻薬が売買しているってことで主人公たちが大学に潜入していく。イケメンの方はアメフト部の人と仲良くなっていって、もう1人が女性と仲良くなって付き合っていく。

　なかなか麻薬の売人にたどり着けない主人公たちが前作のカタキ役にアドバイスをもらって、写真に写っていた顔が映ってない人物の腕のタトゥーをヒントにそこから辿っていく。

　アメフトの選手に彫った証言をもとにアメフト部に近づいて彼らの信用をうけて監視カメラを着けて調べたりする。彼らに認められて仲良くなっていく。

　1人はアメフト部として試合に参加して活躍。1人は女性と付き合うけどその女性は警察の上司の娘さんだったことが判明して親のプレッシャーが凄い。

　死んだ学生が実は売人だったのではということになって、彼女の部屋を調べたら図書室が現場らしいということで捜査して売人を発見してカーチェイス。

　大学生のバカンス先でカタキ役とその娘がいて彼らとチェイスをしてやっつけておしまい。

　前作と全く同じプロットだけど、主人公2人のキャラクターの魅力で引っ張る映画でそれが成功している作品だと思いました。話自体は前作のまんまで、展開も同じなのに笑えるというプログラムピクチャーみたいな展開。

　相変わらず主人公2人のイチャイチャっぷりが面白くて、大学でお互い気の合う人が見つかって仲良くなるけど。それに嫉妬してギクシャクしちゃう2人。1番笑ったのが、上司のアイス・キューブのキャラクターで、主人公と娘とのやりとりのくだりが腹抱えて笑ってしまいました。

　ただカタキ役たちとの決着のつけ方とかもあっという間に敵がいる場所に行ってただ突っ込んで行って追いかけっこが始まってヘリにダイブしてというのが勢い重視の展開にはついていけなかったり、序盤の主人公たちのやりとりとかもアメリカの文化とかに親しんでいないとこれまたついていけなかったりしました。

　ドラッグの黒幕なんかも前作同様、どうでもいいキャラクターだったりするのは前作同様ですが。下ネタも抑えめになっていて、とても見やすい映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/04/03　DVD　2023/07/04　U-NEXT