映画【21ジャンプストリート】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　高校時代のイケてた人とイケてない人が親友になり警官になったら、高校で麻薬が出回ってるらしいから潜入捜査する話。

●感想

　制服警官の主人公2人が張り切って初逮捕に成功したと思ったけどミランダ警告を読み上げ忘れで逮捕できないというミスをして、高校で流行っている麻薬のルートを調べる潜入捜査の任務に就くことになる。

　高校生として潜入生活が始まって、演劇部で頑張ったりオタクたちと仲良くなったりしつつ。 イケメン主人公のほうはオタクたちと仲良くなったり難しい化学の授業に参加したり。イケてないほうは演劇部に参加してそこの女性といい感じになる。

　イケてない方の捜査官が学園生活に馴染んで売人のクラスメイトとも仲良くなっていくのをイケメンの主人公が良い気持ちがしなくてだんだん喧嘩が多くなって行ったり。

　麻薬の売買を追っていたら買い手のバイカーたちとチェイスになってのドタバタがあったりしつつ、最終的にプロムでみんなが騒いでいる裏で麻薬の売買があって、主人公たちも売買の現場に参加したら、バイカーたちが買い手で正体がバレて銃撃戦。逃げるクラスメイトと先生を追いかけて2人を逮捕して恋人ができたりしておしまい。

　警官のバディものとハイスクールものというジャンルがミックスされていて、テンポもよくて面白い100分間でした。ドタバタコメディで高校自体イケてた人が今の高校では事情が違って、モテない人が人気者になっていって戸惑うという。

　ただこういったジャンルのお決まりがただ流れていくような印象で、ちょっとテンプレートすぎて凡庸な印象もありました。とはいえ、麻薬でハイになるという描写が見られて主演2人のドタバタを見るのは笑える映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/03/31　DVD　2023/07/03　U-NEXT