映画【1941】感想(ネタバレ)

1941-2
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●こんなお話

 真珠湾攻撃直後のアメリカ本土で日本軍の攻撃にビクビクしながらしているアメリカ人たちと潜水艦でハリウッドを攻撃しようとする日本軍人のドタバタの話。

●感想

 日本が攻めてくるかもしれないという疑心暗鬼なアメリカのカリフォルニアで、ドイツ人が乗った日本の潜水艦がハリウッドを目指してやってくる【ジョーズ】のパロディから始まります。

 敵の見張りのために観覧車の上で監視する人とか高射砲を設置するための民間の家の住人の話があったり、航空機に乗って欲情する女性がいたり、戦闘機で単身乗って敵を探し回る軍人がいて給油してのドタバタがあったり、軍人同士での喧嘩があったりしつつ。

 敵が来たと大騒ぎになって味方の戦闘機に高射砲を撃ちまくったり本当に潜水艦がやってきて砲撃してきたので、それを迎え撃ったり。最終的に日本の潜水艦は任務達成と去って、アメリカ人たちも朝を迎えて終わり。

 本当にくだらないギャグの連続でただただ戸惑う映画でした。しかも1つ1つのギャグが異様に長くて全然展開しないという。しかも無駄に爆発があったりして豪華な画面になってるのが凄いです。群像劇として上手くかみ合っていない印象の1本です。


 ダンスホールで兵隊さん同士が延々と殴りあってたり、戦車が突っ込んで来たり、観覧車が破壊されてゴローン! と転がったり凄いことになってました。CGではなくて本物が壊れる爽快感。ソフトフォーカスな画面も当時の雰囲気を再現していたと思います。

 豪華なキャストがバカばっかりやってるのも見もので、ダン・エイクロイドにジョン・ベルーシのブルース・ブラザーズコンビに三船敏郎が真面目にギャグをしているのが戸惑いました。そして三船に背負い投げされるクリストファー・リーという映像が見られるだけで作られた価値がある映画だと思いました。
 そして1番驚いたのは1941年当時にディズニー映画の【ダンボ】が公開していて凄い国なんだと確認できる映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2014/03/04 Hulu 2023/07/06 U-NEXT

監督スティーヴン・スピルバーグ 
脚本ロバート・ゼメキス 
ボブ・ゲイル 
原作ロバート・ゼメキス 
ボブ・ゲイル 
ジョン・ミリアス 
出演ダン・エイクロイド 
ネッド・ビーティ 
ジョン・ベルーシ 
ロレイン・ゲイリー 
マーレイ・ハミルトン 
クリストファー・リー 
ティム・マティソン 
三船敏郎 
ウォーレン・オーツ 
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