映画【X-MEN:ファイナルディシジョン】感想(ネタバレ)

x-men-the-last-stand
スポンサーリンク

●こんなお話

 ミュータントの能力を無力化してしまう薬が開発されて、その薬を巡ってミュータント同士で大騒動する話。

●感想

 打たれると能力が無力化されて普通の人間になっちゃうってんで、マグニートーはその薬の元になるミュータントを強奪しようとするのとそれを阻止しようとする主人公たちという流れと前作で行方不明になっていたミュータントが暴走してしまうという流れが描かれていきます。過去2作にあったウルヴァリンの過去の謎とか今までのメインキャラクターがあっさり退場していくなど流れが全く違うことになっている作品でした。

 とはいえシリーズものとしてレベルが落ちることになっていないと思いました。画面の色味や色調なども前作と同じでよかったですし、CGの見せ方も見やすくて、クライマックスのアルカトラズ島での大暴れも楽しかったです。それぞれのミュータントのプロレス的な戦いが面白かったです。主人公側が6人だけでカタキ役たちがめちゃくちゃ大勢の軍団になっていて、ミュータントってあんないっぱいるんだと勉強になりました。マグニートーとの決着の仕方とか、ものすごいあっさりしていて、全く持って強そうに見えないのとか残念でした。普通のおじいちゃんにしか見えず、主人公たちがいじめているかのようでした。

 今までにあったミュータントと人類の対立の構図みたいなものはなくなって、ミュータント能力大発表会みたいなお祭り映画になっちゃっていますが、これはこれでハリウッドの大作アクションとして楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/09/03 Blu-ray

監督ブレット・ラトナー 
脚本サイモン・キンバーグ 
ザック・ペン 
出演ヒュー・ジャックマン 
ハル・ベリー 
イアン・マッケラン 
ファムケ・ヤンセン 
アンナ・パキン 
ケルシー・グラマー 
レベッカ・ローミン 
ジェームズ・マースデン 
ショーン・アシュモア 
アーロン・スタンフォード 
ヴィニー・ジョーンズ 
パトリック・スチュワート 
ベン・フォスター 
ダニア・ラミレス 
エレン・ペイジ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました