映画【新感染 ファイナル・エクスプレス】感想

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●こんなお話

 高速の特急列車内でゾンビが蔓延しちゃう話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 特急列車に乗るまでの日常があってゾンビが発生してパニックになるまでが早くて、グランドホテル形式で1人1人のキャラクターの紹介が短いのがよかったです。パニックの中、愛する者たちを守ろうとする人たちの思惑が交錯していきます。 

 走る車内の映像も安っぽくなくスピード感を感じさせて閉ざされた空間の密室劇も映像でちゃんと表現されていたと思います。いわゆる「走るゾンビ」系列の映画で、わらわらと詰まって表現される津波ゾンビも面白かったです。 

 家庭を顧みない典型的なビジネスマンな主人公が娘との関係を修復していくドラマがメインですが、他にも妊婦さんを守ろうとするマッチョとか野球部と応援マネージャー、浮浪者とかメインどころのキャラクターが出てきて過不足なく描かれていたと思います。この手のジャンル映画では違和感なかったです。 

 危機また危機の連続を突破していって息つく暇ないですが、新鮮なアイデアみたいなのはなく既視感あるものであんまりゾンビが怖くないのが致命的でゾンビ映画としての面白さは感じられなかったです。ただぶん殴って突破していくのとかも無理やりだし、悪役として登場する他人を顧みないバス会社の偉い人とかがどうやって退場するのかと楽しみにしていたら、結構あっさりで憎い奴がやられて溜飲が下がるというカタルシスもなかったです。運転士さんとかもただやられるために外に飛び出したしか見えなかったり、浮浪者もいきなり自己犠牲の精神を発揮したり、どうしてそういう行動をとるんだといわゆる突っ込みどころが気になってしまいました。感動的なところで泣いて音楽どーん! みたいな演出も冷めてみてしまいました。 

 とはいえ、定番をしっかり抑えつつ、全編がクライマックスのような見せ場の連続で退屈はしない120分でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/09/04 109シネマズ川崎  2018/08/25 Blu-ray

監督ヨン・サンホ 
脚本パク・ジュソク
出演コン・ユ 
キム・スアン 
チョン・ユミ 
マ・ドンソク 
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